家康に学ぶトランプ・金正恩会談
6/18(土) 配信YouTubeライブ(生放送)ニュースQ&A
https://youtu.be/m3KctwMGX7w
********************
コミュニケーションにおいて言語が占める割合はわずか7%。
音声・音質が38%、表情・仕草は55%。非言語コミュニケーションが9割以上を占めているという研究結果です(メラビアンの法則)。
電気信号でコミュニケーションできる時代になったからこそ、直接人に会って話をすることの重要性が高まっています。メールや電話で人を騙すのは簡単ですが、目と目を合わせるとそうはいかない。
首脳会談の意味も、そこにあります。
1611年、上洛した徳川家康(69歳)は、秀吉の遺児・秀頼(17歳)に二条城で会見を求めました。
関ヶ原の戦いで家康に滅ぼされた諸大名に仕えていた浪人たちが、大坂城にこもる秀頼のもとに集結しつつあったからです。
秀頼の真意は何か?
家康に反旗をひるがえすほどの器なのか?
数年ぶりに会った秀頼は、巨漢の若武者に成長していました。彼は、自分の地位を奪おうとしている老将・家康に礼儀を尽くし、二条城会見は和やかに行われ、家康は大坂城攻撃の口実を失いました。
「秀頼は、かしこき者なり」
会見を終えた家康の言葉です。
ところが逆に秀頼は、家康を見くびりました。
この老人、御しやすし---
大坂城には浪人がどんどん集められ、武器弾薬が山積みされていきます。危険を察知した家康は、方広寺鐘銘事件(秀頼が家康を呪詛した、という言いがかり)を口実に大坂城を包囲して砲撃を加え、ついに秀頼と母・淀君を自害に追い込むのです。
6月12日、史上初の米朝首脳会談がシンガポールで和やかに行われました。
共同声明には意味はありません。
老将トランプが、巨漢の若者・金正恩に会おうと思ったのは、彼の真意を確かめるためです。
米朝は和解するのか?
それともこれから「大坂の陣」が始まるのか?
詳しくは動画でご覧ください。
安倍・金正恩会談が楽しみだ!
と思った方は、
(お手数ですが)下の「気持ち玉」をクリックしたあとで、こちらも
←クリックお願いします。
☆気持玉は管理人に執筆意欲を与えます。よろしくお願いします。
N予備校世界史ネット講義
アプリのダウンロード、会員登録(月額1000円ちょっと)が必要です。
イシキカイカク大学:ネットとリアルの学び場
文化放送オトナカレッジ「地政学講座」
3刷、好評発売中! アゴラで紹介していただきました。
レビューをいただけるとありがたいです。
『日経ビジネスアソシエ』に連載中。
https://youtu.be/m3KctwMGX7w
********************
コミュニケーションにおいて言語が占める割合はわずか7%。
音声・音質が38%、表情・仕草は55%。非言語コミュニケーションが9割以上を占めているという研究結果です(メラビアンの法則)。
電気信号でコミュニケーションできる時代になったからこそ、直接人に会って話をすることの重要性が高まっています。メールや電話で人を騙すのは簡単ですが、目と目を合わせるとそうはいかない。
首脳会談の意味も、そこにあります。
1611年、上洛した徳川家康(69歳)は、秀吉の遺児・秀頼(17歳)に二条城で会見を求めました。
関ヶ原の戦いで家康に滅ぼされた諸大名に仕えていた浪人たちが、大坂城にこもる秀頼のもとに集結しつつあったからです。
秀頼の真意は何か?
家康に反旗をひるがえすほどの器なのか?
数年ぶりに会った秀頼は、巨漢の若武者に成長していました。彼は、自分の地位を奪おうとしている老将・家康に礼儀を尽くし、二条城会見は和やかに行われ、家康は大坂城攻撃の口実を失いました。
「秀頼は、かしこき者なり」
会見を終えた家康の言葉です。
ところが逆に秀頼は、家康を見くびりました。
この老人、御しやすし---
大坂城には浪人がどんどん集められ、武器弾薬が山積みされていきます。危険を察知した家康は、方広寺鐘銘事件(秀頼が家康を呪詛した、という言いがかり)を口実に大坂城を包囲して砲撃を加え、ついに秀頼と母・淀君を自害に追い込むのです。
6月12日、史上初の米朝首脳会談がシンガポールで和やかに行われました。
共同声明には意味はありません。
老将トランプが、巨漢の若者・金正恩に会おうと思ったのは、彼の真意を確かめるためです。
米朝は和解するのか?
それともこれから「大坂の陣」が始まるのか?
詳しくは動画でご覧ください。
安倍・金正恩会談が楽しみだ!
と思った方は、
(お手数ですが)下の「気持ち玉」をクリックしたあとで、こちらも

☆気持玉は管理人に執筆意欲を与えます。よろしくお願いします。
N予備校世界史ネット講義
アプリのダウンロード、会員登録(月額1000円ちょっと)が必要です。
イシキカイカク大学:ネットとリアルの学び場
文化放送オトナカレッジ「地政学講座」
3刷、好評発売中! アゴラで紹介していただきました。
レビューをいただけるとありがたいです。
『日経ビジネスアソシエ』に連載中。
この記事へのコメント
さて秀頼の名前がいつの間にか秀忠に変わっています。修正よろしくお願いします。
金正恩が習近平の犬ではないナショナリストであるとすれば、中国の属国ではない、軍事力と経済力を持った独立したコリアを作って行くのではないかと動画を見て思いました。そしてそれは、明治政府時代から日本が望んできた安全保障体制であり、今後の日本の安全保障にプラスに働くのではないかと思いますがいかがでしょうか?金正恩と安倍総理は気が合いそうですし。お忙しいとは思いますが、よろしくお願い致します。
勝手に脳内変換していました>_<
すべて修正しました。ご指摘ありがとうございます。
けー様
北主導の統一コリアも「反日」を捨てないと思いますが、「反中」感情が「反日」を上回るように、うまく誘導できればいいわけです。
「日本の脅威」はフィクションですが、「中国の脅威」は現実です。
反日感情で結束を高めるというのを失念していました…
道のりは遠そうですが、とりあえず日朝会談に期待したいです。
ありがとうございました。
https://youtu.be/m3KctwMGX7w
こんにちは!
先日の生放送お疲れ様でした!
さて、米中の貿易対立が盛り上がっていますが、
これはトランプ大統領による中国封じ込めの一環なのでしょうか?
おっしゃる通りです。これからガチでやります。
yyy様
勉強の質問はmogiseka.comの質問フォームからお願いします。
戦後史を50分×6ですとセンターレベルですね。私大や国公立には対応できません。冬期講習の戦後史講座(50分×12)をお勧めします。
よっちー様
「転向」ですね。右から左、その逆でも使えます。
ご回答ありがとうございます!
米国が国連人権理事から離脱を発表しましたね。
日本も国連の付き合いを考えるべきでしょう。
次回の生放送も楽しみにしております!