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zoom RSS ヒラリー VS トランプ 初のテレビ討論会

<<   作成日時 : 2016/09/29 06:25   >>

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(お知らせ)
10/3(月) ラジオ文化放送「吉田照美 飛べサルバドール」に出演しました。
http://www.joqr.co.jp/saru/

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決戦まで2カ月を切った2016年アメリカ大統領選、初のテレビ討論会。

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すでに両者の主張は出そろっており、話す内容はこれまでの繰り返しです。

ヒラリーは、基本的にオバマ民主党路線の継続。

トランプは、移民規制と自由貿易(NAFTA、TPP)反対、海外駐留米軍の費用を同盟国(日・韓・サウジ・NATO諸国)に負担させろ。

目新しい話はありません。

しかしテレビの恐ろしさは、一挙手一投足、わずかな表情の変化も映し出すこと。話す内容よりむしろ、ボディーランゲージを読み取れ、ということです。


米大統領選で初のテレビ討論会が行われたのは1960年。

高齢のため引退するアイゼンハワー大統領の後継者として名乗りを上げた共和党のニクソン副大統領。

チャレンジャーは若手の民主党上院議員だったケネディ。
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結果は、万全の準備をしてきたケネディの逆転大勝利となりました。

20年後の1980年。

イラン革命、ソ連をアフガン侵攻を止められず、死に体になりながら再選を目指す民主党のカーター大統領。

チャレンジャーは元俳優、カリフォルニア州知事でガチの反共主義者であるレーガン。
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結果は、レーガンの圧勝でした。

今回は、チャレンジャーがトランプ。守りに入ったのがヒラリー・クリントンでした。

いつもの暴言炸裂「トランプ節」を期待したのですが、これが意外におとなしく、ずいぶんセーブしているなぁ、という印象でした。「ヒラリー」と呼ばずに終始、「セクレタリー(国務長官)」と呼びかけ、気後れしている印象も。

熱烈な支持者を前にした演説では「トランプ節」は効果がありますが、敵対候補の支持者や投票先未定者を前にしたディベートでは、話は別です。彼らをどん引きさせたら勝機は去るので、「トランプ節」炸裂は逆効果、というのがトランプ陣営の判断だったようです。

にしても、物足りなかったなぁ…

対するヒラリーは叩かれる側ですから、本人が言った通り、入念な準備をして臨みました。こういうツッコミにはこう答えろ、みたいな想定問答も準備してきたようで、その表情は笑顔を絶やさず、自信満々、というより、トランプを見下しているようにも見えました。

何より90分間の討論中、一度も座らずに討論をこなし、受け答えにも不自然な点を見せなかったことは、彼女の健康不安説、重病説を払拭するのに効果的でした。仮にパーキンソン病であるとしても、ドーパミンを補給する皮下注射(L-ドパ製剤)は対症療法として効果があるので、そういうことなのかもしれません。

8千万人が観たという今回のディベート。「どちらが勝ったか?」という世論調査の結果です。

民主党寄りのCNNの調査
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共和党寄りのFOXテレビの調査
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要は、両陣営の支持者は今回の結果に左右されていない、ということ。

トランプ陣営には選挙資金調達の疑惑。ヒラリー陣営は健康問題とメール問題(国務長官在任中、公務に使う電子メールを私的なアカウントで使用し、うち3万件を消去していた。国家機密漏洩の疑い)を抱えています。

残り2回の討論会で、どこまで相手側に切り込めるか?




次回、10月のテレビ討論が楽しみだ!




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
いつも楽しく拝見&講義拝聴してます。
ヒラリーとトランプの泥仕合まだまだ続きそうですね、、、

私は、茂木先生同様日本が独立国家として主権を持ったほうが良いと考えてきましたが、名目上の主権を取り戻すために経済的な主権を多国籍企業に委ねるTPPや、集団的自衛権をわざわざ強調したりして斜陽のアメリカにべったりくっつき外交的・軍事的主権を手放そうとする現政権のやってることが意味不明です。
ロシアなどとの独自外交も、逆にアメリカを怒らせているだけに見えて仕方ありません。
つまり、アメリカのためになることをやったあとにすぐアメリカを怒らせるようなことをしているように感じられます。

独立を目指すとなると、そのために失うものも計り知れないのでは、と思います。私個人としてはその失うものの中に経済があってほしくない(TPP参加や外国人受け入れは許せない)と考え、この前の選挙では泣く泣く民進党に入れてしまいました。まさか野田さんが幹事長になるとは知らずに…

次の衆院選も、センター試験の時期と重なるので(というかこのことを政治家は考慮するのですかね…)あまり考える時間がなさそうだし今のうちから決めておきたいのですが、日本の独立って一体どういうプロセスで達成されるのでしょうか?
マクママクマ
2016/10/03 16:13
> アメリカのためになることをやったあとにすぐアメリカを怒らせるようなことをしているように感じられます。

米国の意に反する日露平和条約の締結をやるために、米国の金融資本を喜ばせるTPPや、軍需産業を喜ばせるF35の共同開発などを進めて米国の支配層をなだめていると私は思います。

安倍さんの頭の中では、米国への従属によるデメリットより、中国の軍事的脅威の方が喫緊の課題なのでしょう。米国とは関係を強化し、同時にロシアもつなぎとめるという綱渡り外交です。

米軍の東アジア撤収が5年後か、10年後かわかりませんが、その軍事的空白を日本が埋めていく形で徐々に自立が進むでしょう。

1.日本国憲法9条2項の改訂または廃止
2.SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の配備
3.核兵器か、それに類する戦略兵器の配備

の順番で軍事的に自立してはじめて、日米経済協議も対等の立場で行えるようになるでしょう。しばらくは忍耐が続きます。
管理人
2016/10/03 23:49
コロンビアの内戦がよくわかりません

政府は米資本を受け入れ、近代化を進めたが、貧富の差が広がるというありきたりなやつなのでしょうか

また、政府が絶対に譲りたくないもの、反政府勢力がやりたいことがメディアから読み取れません。
よろしければ解説よろしくお願いします
あんぱん
2016/10/04 01:07
中南米はどこも金太郎飴。
A.親米派…新自由主義。外資導入で貧富の格差拡大。
B.民族派…重要産業国有化、バラマキ福祉で財政破綻。
C.共産主義者…革命でA、Bを打倒。計画経済を目指す。

隣のベネズエラは石油が出るので、BCが組んでチャベス/マドゥロ政権を支え、バラマキ政策で政権を維持してきました。

コロンビアは何も出ないので、米国の支援を受けながらABが交代でに政権を担い、Cの武装組織FARCは麻薬組織(マフィア)と組んで武器を買い集め、国内国家を建設。

FARCに父親を殺されたウリベ前大統領が進めたゲリラ掃討作戦を、サントス大統領が中止して和平交渉に転じたことから国論が二分し、国民投票で停戦反対派が上回りました。
http://www.bbc.com/japanese/37537872
管理人
2016/10/05 03:51

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