もぎせかブログ館

アクセスカウンタ

zoom RSS 宇宙ステーションからの帰還 福島の鼻血

<<   作成日時 : 2014/05/25 06:31   >>

ナイス ブログ気持玉 40 / トラックバック 0 / コメント 35

5月24日、H-IIAロケットによる地球観測衛星「だいち2号」の打ち上げに成功。

画像

下にぶら下がっている白い板状の物体が、この衛星の命である「Lバンド合成開口レーダー」です。
画像

Lバンド(長波)は、無線LANや携帯電話にも使われている電磁波で、遮蔽物を乗り越える性質を持っています。Lバンドレーダーは、曇天や夜間でも撮影でき、樹木に覆われた地表面も撮影できます。しかも先代の「だいち1号」が画像解像度10メートルだったのに対し、「だいち2号」は解像度3メートルです。事実上の偵察衛星といっていいでしょう。

ということは、森林に隠されたミサイル基地や、濃霧の中を活動する不審船も撮影出来ちゃうわけです。そうされると困る国が、きゃんきゃん吠えてくるというわけです。


「尖閣監視強化だ」中国が日本衛星打ち上げに反発
中国中央テレビは、JАXА=宇宙航空研究開発機構が来年打ち上げを予定している人工衛星「ALOS2」(だいち2号)について、尖閣諸島周辺の船舶の監視が目的であると報じました。そのうえで、「衛星による監視は日本のはったりにすぎない」とコメントしています。ALOS2は、夜間も画像を確認できるほか、船舶の識別も可能だということです。JAXAは「尖閣諸島や竹島といった領有権を巡る問題への対応も視野に入れている」としています。
(2012/10/01 17:50 TV Asahi)


う〜ん、わかりやすい…(^_^;)


(関連記事)空からの目…偵察衛星の歴史をまとめてあります。


三菱重工のHII-A(えいち・とぅー・えい)ロケットは、これまでに19回打ち上げて1回だけ失敗、成功率95.8%という抜群の安定感で、他国の衛星も打ち上げています(韓国・米国)。
画像


国際宇宙ステーションに実験機材や食糧を運ぶ輸送機「こうのとり」は10トン級の大型衛星ですが、すでにH2-Aで4回打ち上げに成功しています。船内居住も可能な「こうのとり」は、日本の国産有人宇宙船のひな形となるものです。
画像


JAXAは来年(2015年)に有人宇宙飛行計画を正式決定し、2025年までに実現するというプランを持っています。2020年の東京五輪の頃には、5年後に飛ぶ宇宙飛行士の選定も終わっているでしょう。

********************

宇宙開発技術は、原子力技術と同様、軍事技術から生まれたものです。

国際宇宙ステーション計画は、冷戦末期(1980年代)にスターウォーズ計画をぶち上げた米国レーガン政権のもとで始まりました。米・欧・日・カナダが、ソ連の宇宙開発に対抗しようという発想です。


ところが、ソ連はまさかの崩壊(1991)。中国はまだ弱体で、米中蜜月だった1990年代、敵を見失ったクリントン政権は軍事費を大幅削減。国際宇宙ステーション計画も見直しを迫られ、「いい子になった」ロシアを取り込む形で再出発します。
画像

具体的には、ソ連の宇宙船を中核の部品(モジュール)として利用し、米国製の部品を継ぎ足していく、という形になったのです。そのためロシアの発言力が増し、ロシア人クルーが必ず乗り込むようになりました。こうなるともう、軍事利用はできません。

日本の実験棟モジュール「きぼう」は、3回に分けてスパースシャトルで運ばれました。
画像


国際宇宙ステーションに常駐する6人の要員は交代制で、ロシアのソユーズ宇宙船、米国のスパースシャトルなどを交互に打ち上げて輸送しました。有人宇宙船を持たない日本の宇宙飛行士が、ソユーズやスペースシャトルで宇宙を往復したのは、こういうわけです。

若田光一さんは、埼玉の浦和高校、九州大学工学部、日本航空を経て宇宙飛行士となり、スペースシャトルで3回、国際宇宙ステーションに滞在したベテランです。2013年、ソユーズで4度目の打ち上げを経験し、半年間の長きにわたって国際宇宙ステーションに滞在、最後の2ヶ月間はキャプテン(船長)を務めました。他の5人のクルーは、ロシア人と米国人です。

打ち上げ前の若田さん(左)。ソユーズは3人乗り。
画像


2013年11月、ソユーズ打ち上げ。
画像


国際宇宙ステーションからみた夜の東京。
画像


若田さんを船長とする6人のクルー。
画像

画像



2014年5月、カザフスタンの砂漠にソユーズで帰還。
画像

画像

画像

画像

画像


無重力下で生活すると筋力が極端に衰え、地球への帰還直後は自力で立つこともできなくなります。さらに、宇宙飛行士の体に影響を与える恐れがあるのが放射線です。

原子の崩壊によって放出される電子や陽子、中性子、電磁波の総称が放射線です。地球上ではウランやラジウム、ラドンなどの放射性物質の原子核崩壊によって放射線が発生します。宇宙空間では恒星内部の巨大な重力により水素原子が崩壊(プラズマ化)し、文字通り天文学的な量の放射線が放出されます。

太陽が放出する放射線が太陽風(Solar wind)、太陽系外の恒星が放出する放射線が宇宙線(Cosmic Ray)です。
画像


地球は分厚い大気と磁場がシールドの役割をして、太陽風や宇宙線が直接、地表に降り注ぐのを防いでいます。
画像


地球の磁力線は北極・南極で地表に回り込んでいます。これに沿って太陽風が大気圏内に流れ込み、発光するのがオーロラです。

時に太陽系外の恒星の大爆発――超新星爆発が起こり、恒星起源の宇宙線が地表に降り注ぐこともあります。
画像


国際宇宙ステーションは、高度400キロの電離層を周回しています。放射線から人体を守ってくれる大気はほとんどなく、日常的には宇宙ステーションの壁で、船外活動時には宇宙服で防護するのみです。当然、地球上とはケタ違いの量の被曝(ひばく)をします。若田さんはこういう環境で、6ヶ月間を過ごしたのです。

2009年、若田さんが最初の長期宇宙滞在(4カ月)を終えた時の朝日新聞は…


これからリハビリ45日間…若田さん、なお激務

日本人で初めて約4カ月半の宇宙長期滞在を終えて帰還した若田光一さん(46)。1日未明(日本時間)、長期滞在員としては珍しく着陸直後の会見に登場し、元気な姿をアピールした。ただ、宇宙は過酷な環境。今後の有人宇宙開発にとって、若田さんの体で起きていることを継続的に調べることは不可欠だ。若田さんの挑戦はまだ続く。

スペースシャトル・エンデバーの着陸から約1時間後。若田さんは支援要員に助けられて輸送車に移り、米航空宇宙局(NASA)の医療施設に向かった。平衡感覚や血液などを精密検査するためだ。

国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中、体調は崩さなかった。だが、無重量状態では体に負荷がかからず、骨や筋肉が急激に衰える。毎日2時間の運動をこなしても、筋力は約2割落ちて一気に20歳も年をとった状態になる。骨量も骨粗鬆症(こつそしょうしょう)患者の約10倍の速さで減るとされる。 …

宇宙を飛び交う放射線の影響も調べる必要がある。地上での日常生活で浴びる放射線量は年間約2ミリシーベルト。若田さんは今回、約90ミリシーベルトを被曝(ひばく)したと見積もられている。40年分ほどを浴びたことになる。一方、原子力施設などで働く放射線業務従事者の場合、被曝量は5年間で計100ミリシーベルトを超えないよう規制されており、若田さんの被曝量は、ほぼこの5年分にあたる。

このレベルの被曝の影響は、厳密にはわかっていない。ただ、NASAが約300人の飛行士を対象に、8ミリシーベルト以上浴びたグループとそうでないグループを比べたら、前者が白内障になる危険性が高まったという研究結果もある。

放射線医学総合研究所の保田浩志・宇宙線被ばく研究チームリーダーは「集めたデータを今後の健康管理に生かす必要がある」と話す。宇宙航空研究開発機構は米国などと協力し、若田さんに定期的に眼科検診をしてもらったり、血液に含まれるがん特有の物質を調べたりする計画だ。 …

日本は、こうした研究成果を今後の有人計画に生かす計画だ。(東山正宜=ケネディ宇宙センター〈米フロリダ州〉、田中康晴)
(2009年8月2日 朝日新聞)


4か月の宇宙滞在で90ミリシーベルトとすると、今回の半年間の滞在では135ミリシーベルトを浴びたことになります。地上の約60年分の放射線を半年で浴びた計算です。

しかし若田さんや他のクルーが、国際宇宙ステーションの中で毎日、鼻血を出していたとか、髪の毛がごっそり抜けたという話はありません。彼らはいたって元気です。

彼らが特別な訓練を受けた宇宙飛行士だから、でしょうか?

放射線への耐性って、訓練できるんですか?


白血球の減少や、眼球の白濁(白内障)が現れるのは250ミリシーベルト以上、吐き気・出血・脱毛などの急性放射線障害が現れるのは1000ミリシーベルト以上被曝した場合です。100ミリシーベルト以下では、これらの症状は起こりません。
画像


チェルノブイリ原発事故のときには、消火活動に当たった消防士、兵士ら数百人が急性放射線障害を起こして亡くなっています。福島原発事故では、津波の被害者や避難生活の心労で亡くなった方は大勢いますが、急性放射線障害で亡くなった方はいません(もしいるというのなら、ぜひ教えてください)。

しかしこの方は、いまも毎日のように鼻血を出しているそうです。

福島県双葉町の前町長・井戸川克隆さん。

画像

画像


双葉町の被曝状況は確かに深刻で、いまも立ち入り禁止です。

福島第一原発が水素爆発を起こした際、放射線量の高い粉塵が舞い上がり、北西方面の飯館村方向へに流れたこと、時の菅直人政権(枝野官房長官)が文部科学省の放射線拡散予想システム(SPEEDI)のデータを隠し、住民を被曝させたことは事実。

しかし井戸川氏の鼻血と被曝との関係は、医学的に証明されていない。

たとえば鼻の粘膜の奥に高線量の粉塵がこびりついていて、それが原因で出血しているというのなら、臨床検査で客観的に証明できるはず。

客観的データなしに、「被曝したからだ」と井戸川氏は断言する。

しかも、「福島県には住むな」と警告する。

「双葉町や飯館村には住むな」ならわかる。なぜ「福島県」なのか?
画像

同じ福島県内でも福島市や郡山市はほとんど問題ないのです。ここで平穏に暮らそうとしている人々に対して、「鼻血が〜」と恐怖を煽る井戸川氏。これが風評被害でなくて、何だというのか?

この井戸川氏を人気コミックに登場させ、日本全国にデマを拡散する『美味しんぼ』原作者の雁屋哲とビッグコミックスピリッツ編集部(小学館)。
画像

画像

「風評被害の拡散では?」という批判に対し、今度は「言論弾圧だ」と。「なぜ、鼻血と被曝との関係を占めす客観データが無いのか?」という問に対しては、「政府が隠しているからだ」

つまり、この人たちは結論ありきなのです。

「福島県は完全に汚染された。もう復興できない」
「原発のせいだ。原発を推進する自民党政権のせいだ」
「真実を語る自分たちは、迫害されている」
「原発やめろ!」


「脱原発」にしろ、「従軍慰安婦」にしろ、「教義」が先にあり、これに合致する情報だけを収集し、矛盾する情報は黙殺し、批判者を封殺する。




これはもはや、カルト教団だ。




と思った方は、
(お手数ですが)下の「気持ち玉」をクリックしたあとで、こちらも


人気ブログランキングへ ←クリックお願いします。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 40
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(35件)

内 容 ニックネーム/日時
以前第二外国語としてドイツ語をやっているとお話ししましたが、私の大学では週一回ドイツ人ネイティブがみえて、コミュニケーションや文法などを教えて頂いています。先日の授業で、テキストに「アウトバーン」についての解説があり、これについてこのネイティブの先生がいろいろと歴史的な雑談をして下さいました。アウトバーン建設工事は、ヒトラーの『Mein Kampf』に記された、失業者救済策の一つだったことや、彼が1933年に政権を獲得したこと、などです。ヒトラーは全体主義の象徴のように語られがちだが、一方で至極真っ当な政策も行っていたのだと、この先生のお話を聞いて改めて思いました。

一方で、(国家首席としての)毛沢東やポル・ポトなどは肯定的に評価できる要素が一つもない、ただの大量虐殺者です。ところが社会科の教科書などでは彼らではなく、ヒトラーが真っ先に虐殺者・全体主義の象徴として描かれています。殺戮という過ちを語るならば毛沢東やポル・ポトを先に持ってくるべきなのになぜヒトラーが先なのでしょうか?日本の教育者たちは共産主義を悪者に仕立てたくないからでしょうか?

長文・駄文失礼しました。よろしくお願いいたします。
Midosuji30000
2014/05/25 22:09
ご苦労様です。

宇宙に行っても、内部被曝はしませんよ。
福島原発事故の最大の問題は、内部被曝です。
先生のおっしゃる「被爆」というのは、「外部被爆」だけしか指しておりません。

また、子どもや家族の健康を心配される方々の気持ちを、イデオロギー問題にすり替えるのは、あまりにも短絡的で乱暴だと思います。
また、原発と従軍慰安婦は、何も関係ありません。
自民党支持者にも脱原発論者はいて、共産党支持者にも慰安婦懐疑派は存在します。
そんな冷戦時代みたいなわかりやすい主義主張形態は終わりました。

先生が「福島市や郡山市は問題ない」とおっしゃる理由をお教え願いたいです。
「問題ない」という教義を導き出した、根拠をすべて列挙して下さい。

私も福島には縁があるので、それを聞いてぜひ安心したいです。
真之
2014/05/25 23:26
2009年に若田光一さんが宇宙ステーションから帰還された時は、下記のブログで様子を拝見していました。
http://blogs.yahoo.co.jp/koichiwakata_blog/19931169.html
宇宙の素晴らしさをリアルに伝えてくれてとても楽しいブログでしたが、危険なプロジェクトの任務に立ち向かう姿は本当に大変な努力と強い思いがあるのかと思います。

ところで、私には小さな娘がいますが、この記事を読んで逆に放射線に対する正しい理解を得られたと思います。私の町も被災地区域に所属していました。風評被害辛いですね。
当初娘が産まれたのも被爆の関係だ…みたいな事を言われる始末。知人の中にはまだ福島近県の食品は買わない考えの方もたくさんいます。

しかし、私は「美味しんぼ」こそ不安をあおる悪徳イデオロギー問題としか思えません。問題はなぜ福島限定なの?です。内部被曝なら日本全国に福島産の食品を食べた方達の鼻血が急増しているかと。あんなマンガを描くなら漫画家自身が福島で生活をし、自らもリアルに鼻血を出して証明すべき…かと。

ところで、気を遣い言いたい事も言えないような八方美人ブログなら誰でも書けるかと。色々な分野を社会問題にする事も大切ではないでしょうか?内部被曝も外部被爆も福島の物に対する過剰な心配は同じ。

世の中には何を聞いても信じようとしない(聞く耳を持たない)人もいる。結局のところ、記事を読んで信じたければ信じれば良いし必要ないと思えば心にとめなければ良いだけです。私はそう思いました。
mo
2014/05/26 01:04
Midosuji30000様
第一次四カ年計画を立案したのはシャハトです。高橋是清と並ぶ凄腕の財務官僚で、失業対策として積極財政を提言し、これがヒトラーの軍拡路線と合致したのです。

景気回復を見届けて緊縮財政に転じようとしたため、ヒトラーに解任され、のち強制収容所に入れられます。シャハトの失脚が、第三帝国崩壊への道を決定づけました。

ナチズムと共産主義は同根である、というハイエクの主張に私も同意します。両者の違いは、ヒトラーは敗北したが、スターリン、毛沢東は勝利した、という点です。

「戦勝国はすべて正しかった」史観は、米軍占領下の検閲と公職追放で植えつけられ、大学の徒弟制度に守られて、今日まで継承されています。教科書執筆者が必ずしも共産主義者というわけでなく、研究者としての保身のために、そういう言説を批判できないのだと思います。
管理人
2014/05/26 01:43
真之様
私も素人ですが、わかる範囲でお答えします。

1.内部被曝について。
皮膚からの外部被曝に対し、食品・粉塵などの形で体内に放射性物質を取りこみ、被曝するのが内部被曝です。被曝した宇宙食を食べれば、宇宙でも内部被曝します。

健康被害は線量で決まる、という点では内部も外部も同じです。「内部被曝だから危ない」のではなく、「何ミリシーベルトならこういう症状が出ます」ということです。

2.脱原発とイデオロギー。
福島県で子育て中の親御さんの不安は、察するに余りあります。子供が鼻血を出した時に、「被曝したからではないか」と不安になるのも当然。国はこういった不安にきちんと答えるべく、無料相談などの対策を講ずるべきです。

私が許せないのは、福島県民の不安を煽りたて、政治活動に利用し、特定イデオロギーに誘導しようとする輩のことです。前町長や、山本某のことです。

3.福島市や郡山市の危険性について。
原発建屋の爆発で、粉塵が福島氏や郡山市まで飛んだ時が最も危険でした。雨で降下した粉塵がホットスポットを作りましたが、ここにも近づくべきではないでしょう。

現在の福島県内各市の線量はこちらで確認できます。
http://fukushima-radioactivity.jp/
福島市の場合、毎時0.5μSv。
年換算で0.5×24時間×365日=4380μSv。
1000で割って4.38mSvです。

世界平均は年間2.4mSv、インドのケラーラ州など自然放射線で10mSvを超えるところもあります。放射線作業従事者の許容量が年間20mSvです。

年間4mSvは避難の必要がありません。これが「安全」の意味です。影響ゼロとは言えませんが、タバコやアルコール、排ガス、PM2.5の影響と比べてどうかというレベルです。
管理人
2014/05/26 02:52
mo様
私は米やお酒を買う時に、福島産、宮城産を選ぶようにしています。ささやかな支援のつもりです。

このブログの読者にも、福島の方、たくさんいらっしゃると思います。「福島県人」というだけで、白い目で見られるような国には絶対にしてはいけない。そういう思いで、今回は書きました。

ご批判はそのまま受け止めます。事実に反することがあればただちに訂正しますので、お知らせください。
管理人
2014/05/26 03:03
私は先生の事はぜんぜん批判などしておりません。このブログに批判する所などどこにもございません。どこの部分を批判と思われたのでしょうか?言葉足らずで誤解がありましたらお詫び致します。
mo
2014/05/26 03:16
「ご批判は…」以下は、読者全体への呼びかけです。
言葉足らずで申し訳ありません。
管理人
2014/05/26 03:47
1.内部被曝について
先生の、「被爆した宇宙食を食べれば、宇宙でも内部被爆します」という記述は誤りです。
「被爆」というのは、放射線にさらされることです。被爆した食品を食べることは内部被曝ではありません。放射性「物質」が付着した食品を食べることが、内部被曝です。
そうして、体内に入った放射性物質が体の器官に蓄積され、その器官から常に放射線を出し続けるのです。だから、内部被曝は脅威なのです。
宇宙食に放射性物質が付着するなんてことはほぼ考えられません。宇宙飛行士は放射「線」は浴びれど、放射性「物質」は付着しません。飛行士は宇宙服を着ているし、食品は宇宙遊泳しないので。
先生は、放射「線」と放射性「物質」の区別がついていないように思われます。
真之
2014/05/26 05:25
2.脱原発とイデオロギー
私は山本太郎は嫌いですが、こと被爆についての見解はまっとうなことを発言されていると思います。少なくとも「特定イデオロギーに誘導しよう」とはしていない気がします。
沖縄基地に反対したりしていますが、彼はその問題と脱原発を一緒くたに論じてはおりません。それを「沖縄基地にも反対して、原発にも反対している。だから左だ」と解釈することに幼稚さを感じます。
彼は(朝日や毎日で得たにわかの知識を吐いているだけの単なる無能者なので嫌いですが)、橋下徹氏が原発事故後、(段階的)脱原発を表明したとき、賛同の声を上げていた記憶があります。
真之
2014/05/26 05:26
3.福島市や郡山市の危険性について
先生が例として算出された年間4mSvの数値は、外部被曝の数値です。
これに内部被曝を加えなくてはなりません。
そこで問題なのが、事故後それぞれ違った食品を口にしてきた様々な人たちの内部被曝を、どうやって測定するのかということです。
その計算を抜きにして、福島市や郡山市が安全と言えるのでしょうか。

また、この外部被爆の数値だけをとっても、消して安全とは言えません。
「タバコ」レベルって・・・タバコって相当危険ですよね?
自分の意思と責任でもって、ニコチン中毒に陥って健康を害すのは自業自得ですが、それをなんの罪も責任もない子供や妊婦の方たちが無条件にタバコと同じ確率で危険な状況下に置かされてしまうのは、とてつもなく残酷ではないでしょうか。

それから、「年間4mSvは避難の必要がありません」という見解に、がっかりしました。
前提を疑う、という先生のご姿勢に私はものすごく感銘を受けていたのに、このテーマではICRPおよび文科省の20mSv基準を何の根拠もなく受け入れるのでしょうか。

今回の『美味しんぼ』には、私も不快感を感じました。
根拠に欠け、福島県について誤解を招きかねない、非論理的な見解だからです。
しかし、だからこそ、それに対する理路整然とした反論を期待しておりました。
いつも、エッジの効いた、説得力のある解説をしてくださる茂木先生が、美味しんぼ作者の浅はかな感情的知見に対して、同じような方法でしか反論していないのを見て、本当に落胆してしまいました。

失礼な文章になってしまい、申し訳ございません。
真之
2014/05/26 05:29
1.食品にX線やガンマ線を照射して殺菌をする場合(外部被曝)、照射量に上限が定められています。これは、食品に含まれる元素が放射能を獲得するからです(誘導放射能)。放射性物質の付着のほかに、こういう場合もあるということです。その危険性は、線量によります。

2.山本太郎参院議員については、あなたの見解にほぼ同意します。彼は広告塔で、その背後にいろいろな人たちがうごめいています。
http://mogiseka.at.webry.info/201311/article_2.html

3.内部被曝のうち、ガンマ線については外部からの測定が可能です(ホールボディーカウンター)。ヨウ素131が出すα線、ストロンチウム90が出すβ線は皮膚を通過しないので測定困難です。このうち甲状腺に蓄積されるヨウ素は半減期が8日なのに対し、骨に蓄積されるストロンチウムは生物学的半減期が約50年とされます。福島県のストロンチウムについては、県の調査があります。
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/05/post_7087.html

タバコにしろ、放射性物質にしろ、摂取量の問題なのです。紫外線はビタミンDの生成に必要ですが、大量に照射されれば皮膚癌を誘発します。ビタミン、塩分などの栄養素でも、大量に摂取すれば病気になります。低線量の放射線が、逆に免疫力を高めるという学説もあります(ホルミシス効果)。

「年間4mSvは避難の必要がない」と私が書いたのは、年間10mSv以下で健康被害が出ているという事例がない、という事実に基づきます。これは感情的知見ではありません。10mSvを超えるケラーラ州で癌患者が多発しているというような具体的な事実があるのであれば、ご教示ください。
管理人
2014/05/26 12:08
1.「誘導放射能」というのがあるのですね。初めて知りました。質問なのですが、宇宙飛行士は誘導放射能でどのくらい内部被曝しているのですか?
また、例えばプルトニウムは宇宙にはありませんが、福島事故では東日本に飛び散りましたよね?飛行士の被爆と、事故での被爆は、全くもって別物ですよね。飛行士をもってきて、「安全だ」というのには無理がありませんか?

2.山本太郎の背後に誰がいようと、山本の他の主張に賛同できかねようと、ある一つの主張がまっとうだと感じたならば、その主張は支持すべきです。「バックにいるのが〜会だから」とか「〜党だから」という理由で批判しても、カタルシスは得られるだけで、真実を見落としますよ。
真之
2014/05/27 00:30
3.まさにホールボディーカウンターで測定できないものもあるということが問題なのですよ。なぜすべて測れないのに安全と言えるのですか?

何でも量によるのはわかりますが、現に福島市の外部被曝放射線量はタバコと同等なんですよね?
質問します。その、今言っているこの「量」は決して「安全」ではありませんよね?
そして重要な観点は、何度も言いますが、被爆者は自分の意志で危険性を背負っているのではないということですよ?

また、「低線量被爆はむしろ健康に良い」という説は確かにありますが、原発事故の放射性物質のすべてが当てはまるのでしょうか?
例えば、ストロンチウムやプルトニウムも該当するのですか?
それから、「低線量被爆はむしろ健康に良い」という説があるにしても、「健康に悪い」という説がある(しかもこちらの方が多数派)以上、最悪の事態に備えることが必至ですよね。
真之
2014/05/27 00:31
「年間10mSv以下で健康被害が出ているという事例がない」、だから「年間4mSvは避難の必要がない」というのは、論理の「ろ」の字もありませんよ。
どうしてそんな結論が下せるのですか?飛躍以外の何ものでもありません。
これから被害が出るかもしれないないじゃないですか。
「年間4mSvは避難の必要がない」とは言わず、「年間10mSv以下で健康被害が出ているという事例がない」に止めるべきです。

「健康被害の事例を言え。ほら、ないだろ?」
この類いの手垢のついた言説はやめにしませんか?
それで、「鼻血が増えた」と言えば、「事故との因果関係を証明しろよ」ですよね?

論理的に考えて、その可能性がゼロではないならば、それを否定しないのが、科学的態度です。と同時に、被害者に対する国家のあるべき姿ですよ。
原発事故の深刻さは、もし実は本当に事故の影響で健康を害していても、それを証明することが困難なところにあるのです。
その点について、どう思われますか?
真之
2014/05/27 00:31
>「健康被害の事例を言え。ほら、ないだろ?」この類いの手垢のついた言説はやめにしませんか? それで、鼻血が増えた」と言えば、「事故との因果 関係を証明しろよ」ですよね?

>論理的に考えて、その可能性がゼロではないならば、 それを否定しないのが、科学的態度です。

横から失礼。「可能性がゼロでない」とは、そう判断するに足りるだけの根拠があるということ。でている体調不良と放射性物質の因果関係について、正の相関が見られる場合に初めてその関係性を認めるのが科学的態度です。
真之さんのいう「論理的に考える」とは、一体どういうことを言っておられるのでしょうか?関連性が見当たらないけど、もしかしたら関係あるかもしれない、という状況では、科学者は結論を出しません。不安感にかられて判断を誤るのは、論理的な思考からはもっとも遠い態度です。もちろん余りに楽天的になるのも然りですが。
現在、よいデータと悪いデータがある中で、どちらかに傾倒するのは論理的な思考によるものではなく、個人的な志向によるものと言えます。
ちなみに内部被曝に関しては、過去70年近くにわたる核実験等から、すでにかなりのデータが集まっています。気になるようでしたら是非一度調べてみることをおすすめします。

半導体
2014/05/27 01:40
欧州議会選挙が右派の圧勝に終わり、EU懐疑派が議席を占めることになりましたね。これを受けてEUは各種政策の見直しを迫られることになると思いますが、先生の考えではどのように変わっていくのでしょうか。次のブログで取り上げてくださると嬉しいです。
元駿台生
2014/05/27 14:54
元駿台生様
やはり移民問題ですね。欧州は行くところまで行って、これから揺り戻しの時代に入ると思います。移民問題は、いずれ記事にするつもりです。
管理人
2014/05/27 16:21
真之様
1.「安全」の意味。
安全か、危険かは確率論です。0.1%でも危険がある場所には住めないというのなら、地球上に住む場所はなくなります。結局、人間はどこかで妥協するしかないのです。その妥協点のプラス側が「安全」で、マイナス側が「危険」だ、と決めるしかないのです。

「飛行機は危険だ。落ちれば死ぬ。乗ってはいけない」と誰かが主張したとします。私は「飛行機は安全だ。乗っても構わない。落ちる確率は0.0009%で、自動車事故で死ぬ確率0.03%よりはるかに少ない」と答えるでしょう。

例の前町長の「福島県は危険だ、もう人は住めない」という主張に対し、私は「立ち入り禁止区域を除けば安全だ。福島市の放射線量4μSv/年は、南インドの10μSv/年の半分以下だ。このレベルでの健康被害は報告されていない。よって避難の必要はない」と答えます。この基準は、半導体様のおっしゃる通り主観に左右されます。

福島県にはもう住めない、と言って西日本に移住した人もいます。それはその人の選択ですので、何も言うことはありません。

2.プルトニウムの拡散について。
プルトニウム239は半減期2万4千年ですから厄介ですね。チェルノブイリ事故では圧力容器が爆発、プルトニウムが広く拡散しました。福島原発事故では幸いにして圧力容器は爆発せず(底が抜けるメルトスルーは起こりましたが)、「プルトニウムが東日本に飛び散った」かどうかは現在、専門家が調査中です。福一の正門前で検出されたプルトニウムは、過去の核実験で飛来したものと同レベルです。
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/topics/20140218150000.html

3.山本太郎氏について。
真之さんのご意見は、よくわかりました。
管理人
2014/05/27 16:33
4.放射線とタバコについて。
福島市の年4μsVtは、「タバコや排ガス…と比べてどうか、というレベルです」と私は書きました。発癌性を考えれば、タバコのほうがはるかに危険性が高いと思います。
http://fukushima-mimamori.jp/qanda/outline/000030.html

5.ホルミシス効果について。
放射性物質の種類ではなく、照射量で決まるようです。もちろん、完全防護が必要なストロンチウムやプルトニウムを使うわけにはいかず、ラドンを使っているようです。
http://members3.jcom.home.ne.jp/horumi/kouenn.html


私が、真之さんの議論にこうして長々とおつき合いしてきたのはなぜか。

原発事故から3年が経過し、多くの教訓が風化しつつあり、単純な俗説が広まりつつあるのを危惧するからです。ある現象の定義や解釈にはさまざまな見解があり、いまも議論が続いていることを、多くの人に知ってもらいたいからです。その意味で、今回の『美味しんぼ』騒動には意味があったと思います。
管理人
2014/05/27 16:34
『美味しんぼ』における雁屋の思想が反映された記述を一つご紹介します。

40巻第2話「オーストラリアン・ドリーム」p84 海原雄山のセリフ
「日本はアジアの国々に、謝罪も償いも十分に行っていない。それが、戦後50年(注:この作品が初掲載されたのは1992年です)近く経つのに、未だに日本が国際社会の場で軽んじられ、尊敬されない理由の一つなのだ。今我々が早急にしなければならないのは、戦前戦中に日本がアジアの国々に何をしたか正確に知り、子供たちにも教え、アジアの国々の人たちに国として正式に謝罪して誠意を示すことだ。謝罪するのは誇りを傷つけることにはならない。知らん顔してこそこそしていることのほうが、自尊心がない人間のすることだろう。」
Midosuji30000
2014/05/28 23:20
Midosuji30000さん。
雁屋氏の上記の見解は、非常にナンセンスですね。
日韓基本条約を読ませたいですね。
真之
2014/05/29 00:18
半導体さん。

>「可能性がゼロでない」とは、そう判断するに足りるだけの根拠があるということ。でている体調不良と放射性物質の因果関係について、正の相関が見られる場合に初めてその関係性を認めるのが科学的態度です。
―おっしゃる通りです。そして、現に例えば福島市で起きている健康被害と放射性物質の因果関係を完全に証明してみせた例も、僕は知りません。
しかし安全論が非論理的なのは、ホールボディーカウンターで測定不能な放射性物質が存在する限り、福島市民の外部・内部被爆量を根拠にしても、そこの範囲内での結論しか下せないということです。

>真之さんのいう「論理的に考える」とは、一体どういうことを言っておられるのでしょうか?
―考えうるすべての可能性を排除しないことです。もちろん、「超能力だ」とかいう極端な理由は除くとしても、鼻血は調査に値します。かつ、放射性物質の影響を否定するなら、根拠が必要です。
また、事故後に死んだ人も、数字としては低いかもしれないが、放射性物質が原因の可能性がゼロではないわけだから、その原因が放射性物質かもしれないということに真摯に向き合うべきです。
福島市が「安全だ」という主張するには、福島市の外部・内部被爆量では、健康に影響しないと証明するしかありません。
ぜひその証明を見て、僕も早く安心したいです。
今回の先生のような、「事実に基づく感情的知見」ではなく、「事実に基づく論理的結論」で、です。
真之
2014/05/29 00:21
>関連性が見当たらないけど、もしかしたら関係あるかもしれない、という状況では、科学者は結論を出しません。不安感にかられて判断を誤るのは、論理的な思考からはもっとも遠い態度です。
―おっしゃる通りです。ただ、だからこそ、「福島市は安全だ」という結論も出してはいけません。安心したいからといって判断を誤るのは、論理的な思考からはもっと遠い態度です。
真之
2014/05/29 00:22
1.「安全」の意味
(1)確率論、妥協
おっしゃる通りです。
しかし、問題点が2つあります。
@まず、放射性物質によって健康被害を引き起こす「確率」ってどうやって計算するんですか?数値化できるんでしょうか?
数値化していなければ、飛行機事故による死亡確率0.0009%との比較ができません。
A0.1%にも満たないわずかな事故率でも、大事をとって「危険だ」の方を取ったとします。
飛行機の場合、乗らなければいいことです。お金がかかりませんから、簡単に済む話です。けれど、福島市から移住する場合、どれだけのコストがかかりますか?お金だけじゃありませんよ。故郷や家族、友人との関係をも捨てなくてはならない、そのコストが確率論だけでは論じられないテーマです。そのコストを意識して、「福島市に残る否か」の判断材料に十分なり得ます。
(2)主観
>この基準は、半導体様のおっしゃる通り主観に左右されます。
―それはつまり、感情的知見ですよね。先生と前町長(美味しんぼ)は下した結論が異なるだけで、感情的知見である点で全く同質です。

2.プルトニウムの拡散について。
「福島 放射線」で検索して、上から2〜3番目にあるページですね。
「教義」が先にあり、これに合致する情報だけを収集していませんか?
しかも、「調査中」なら、なおさら「安全」とは言えないはずです。

3.山本太郎氏について。
ありがとうございます。

4.放射線とタバコについて。
>発癌性を考えれば、タバコのほうがはるかに危険性が高いと思います。
―なぜでしょうか?また、発癌性だけに限定している点で、全体の証明にはなりません。
真之
2014/05/29 00:23
5.ホルミシス効果について。
そうですよね。

6.ケーララ州
ケーララ云々おっしゃっていますが、自然放射線は外部被爆です。
ケーララと、今の福島市とを同列に扱うのは、絶対に間違っています。
自然放射線は外部被曝です。ケーララに住んでいて、福島市は、外部被曝と内部被曝の両方です。
そして、その内部被曝の量が今のところ誰にも把握できません。何度も言いますが、ホールボディーカウンターで測ることができない放射性物質が存在するからです。
また、先生がおっしゃった「誘導放射能」はケーララの自然放射能にさえも働いているのでしょうか。つまり、核兵器でも落ちない限り、地上にいるだけで内部被爆してしまう、なんて話は聞いたことがないのですが、そのあたり詳しいところ教えてくれたらうれしいです。

7.最後に
質問にお答えになってくれていない箇所が多々あるので、改めて提示だけさせていただきます。
・宇宙での誘導放射能で飛行士がどれくらい内部被爆しているのか。それがない限り、宇宙飛行士の例は、例として不適切だったことになります。
・ホールボディーカウンターで測ることができない放射性物質がある中、決断を下すのはおかしいのでは?
・重要な観点は、被爆者は自分の意志で危険性を背負っているのではないということでは?
・原発事故の深刻さは、もし実は本当に事故の影響で健康を害していても、それを証明することが困難なところにあるのでは?

長々お付き合い、感謝します。
無礼の数々を申し上げてきましたが、今後も先生のブログを読ませていただく所存です。
ただ、今回の記事に関しては、視野の狭い、根拠の乏しい、結論ありきの、自己矛盾に満ちた、衝撃的な記事でした。
真之
2014/05/29 00:23
悪魔の証明www
キケロ
2014/05/29 18:58

「教義」が先にある、というのは本当に困ったものですね。
見ていてよく分かりました。


ここ最近の北朝鮮の動向について質問なのですが

少し前にあった建設担当者の民衆への公開謝罪劇や拉致問題への再調査などの新政権になってから新しい動きが立て続けに起きている印象をうけます。

この動きを先生はどう見ますか?
やはり北朝鮮国内の経済状況がそれだけ逼迫しているということでしょうか?
宮崎県人
2014/05/29 21:29
宮崎県人様
親中派の大物チャン・ソンタク一族を3歳の幼児に至るまで銃殺したことで中国が激怒し、経済援助を止めているのが最大の原因でしょう。中国は、朝鮮半島におけるパートナーを韓国に乗り換えて、北を潰すつもりです。

加えて、安倍内閣が朝鮮総連本部を差し押さえているため、日本からもカネが流れない。拉致問題解決の正念場に入ったと思います。安倍政権でよかったと、つくづく思います。
管理人
2014/05/30 00:09
真之様
1.放射線と煙草の発癌性について。
放射線やニコチンによる染色体の損傷が癌の原因です。同時に、生物には自己修復能力があります。損傷のスピードを、修復のスピードが上回ると「超回復」の状態になります。これがホルミシス効果です。

2.宇宙飛行士の内部被曝について。
ホールボディカウンターで測定できないα線、β線の内部被曝の影響については、染色体の変異から推定するバイオドシメトリーという方法があります。JAXAでは飛行士のリンパ球や毛髪を継続調査しています。
http://iss.jaxa.jp/med/research/radiation/

東北大学では、福島・岩手両県の乳幼児の乳歯を集めて、骨に蓄積されるストロンチウムの影響を継続調査しています。
http://irides.tohoku.ac.jp/media/files/event/tokup/H24_tokup_material.pdf

3.南インド住民の内部被曝について。
「モナザイト中のトリウムとその壊変生成物からアルファ、ベータ、ガンマ線が放出される。従ってここの住民は、
(1)モナザイト中のトリウムからのベータ、ガンマ線の外部被曝、(2)空気中のトロン 及びその娘核種の吸入による肺の内部被曝、(3)飲食物摂取、及び吸入を通じてのこれらの核種の体内取り込みによる内部被曝を受けている。このケララ州の高自然放射線地域の住民について1950年代からバーバ原子力センターがWHOなどの協力を受けて健康調査を実施している」
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-02-07-02
管理人
2014/05/30 00:22
安倍政権について。外交政策(対中国・朝鮮政策)については評価できますが、一方でやたら「女性女性」というのが鼻につきます。WWT中の欧米では男性が徴兵されたから労働需要があって女性の社会進出があったわけで、これまで否定する気はありませんが、現在の日本の場合は女性を女性であるというだけで登用するということなのでしょうか?だとしたら大問題です。

もちろん、実力のある女性は積極的に登用してよいと思いますが、権利ばかり主張して自分が責任を取らなければならなくなると泣いたり甘えたりして誤魔化すような輩まで引き抜かれ、ましてや重要ポストに就かれては困ります。
Midosuji30000
2014/05/30 00:42
 お二人のすばらしい議論を見せて頂きました。お二人に心からの敬意を表します。その上で真之さんに意見したいと思います。長くなってしまいましたが、是非ご意見くださればうれしいです。

 安全とは「危険の無い状態」であるため、危険が「完全にない」と言えない場合、それは安全ではない。したがって福島市や郡山市を安全というのは誤りだ。

 これが真之さんの論理ですよね。論理的には全く正しいのですが、これをやると「安全」はもちろん「危険」も、単なる言葉遊びの道具と化します。というのも、「危険の無い状態」が「安全」であるならば、必然的に「安全の無い状態」が「危険」という両語句ともに悪魔の証明を必要とする概念となるため、現実世界には適用不可能になるからです。

ritchie porepore
2014/05/30 02:33
 我々は言うまでもなく現実世界で暮らし、その中で常に何らかの価値判断を下しています。時に、用いる言葉の定義の不明確さ故、価値判断が過度に恣意的であったり、逆に規則的であったりするため、何が正しくて何がそうではないのかの区別をつけるのが非常に困難であることは事実です。しかし現実世界は様々な人々が様々な言語を用い、微妙で曖昧な定義を持つあらゆる語句の、大雑把に重なる意味の中心を大まかにつかみ取って、どうにか認識を共有あるいは専有し、時には承認、時には否認、それが発展して議論、という風になんとか回っているのです。このような現実世界で、はたして真之さんが言うような「ないとは言えない以上、あるとは言えない」式の議論にいったいどこまで意味があるでしょうか。
 
 私は福島市や郡山市が全く安全だと言うつもりはありません。しかし、それらの地域で明確に放射線の影響による健康被害が確認されたわけでもなければ、それ以上に外部・内部被爆ともにされている南インドの人々に、60年近くに及ぶ健康調査によっても特別重大な健康障害が生じたと確認できない、という事実は重視すべきだと思います。ですから、福島市や郡山市については次のように言えるのではないでしょうか。つまり、「危険では無い程度に、安全」。このぐらいの矛盾や曖昧さは残して価値判断を下しておいたほうが、真之さんのように「安全とも危険とも言えない」とするより、建設的な議論ができると考えます。
ritchie porepore
2014/05/30 02:34
選挙対策でしょう。有権者の半分が女性ですから。

どんな素晴らしい政策も、選挙に勝てなければ実現できません。これが民主主義の悩ましいところです。
管理人
2014/05/30 02:35
多くの自然法則は完全に論理的でも数学的でもなく、一種の飛躍を含む。所詮はせいぜい誤差を限りなく0に近付けた近似値に過ぎない。

2014/05/31 03:14

コメントする help

ニックネーム
本 文
宇宙ステーションからの帰還 福島の鼻血 もぎせかブログ館/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる