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zoom RSS イスラエルのイラン攻撃 北朝鮮のミサイル発射

<<   作成日時 : 2012/03/30 05:46   >>

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イランのミサイル発射実験
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イランが核開発を強行するのは、イスラエルに対抗するためです。

イスラム教シーア派でペルシア人のイラン。イスラム教スンナ派のアラブ人が多数を占める中東諸国の中で常に孤立しています。このイランがアラブ諸国の支持を取り付け、中東の盟主の地位を得る方法が一つだけあります。

パレスティナのアラブ人を迫害しているユダヤ国家イスラエルの打倒を叫ぶことです。

イランのアフマディネジャド大統領の過去の発言です。

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2005. 10.26 テヘランで演説。
イェルサレムを占拠している体制は、歴史のページから削除されるべきだ
→ニューヨークタイムズ紙(社主がユダヤ系のサルツバーガー家)は、
「イスラエルを地図から抹殺する」と“意訳”して大報道。

※ニューヨークタイムズは、韓国「従軍慰安婦」の全面広告も掲載。

2005.12.14 南東部の都市ザヘダンで演説。
「ヨーロッパ諸国は、ヒトラーが無実のユダヤ人数百万人を焼却炉で虐殺したと主張している。…我々は、彼らの主張を認めないが、それを事実と仮定して次のように質問したい。ヒトラーによって無実のユダヤ人が殺されたことが、ユダヤ人のイェルサレム占領を支持する理由になるのか。…罪滅ぼしというなら、ヨーロッパの田舎のどこかをシオニスト(ユダヤ人民族主義者)どもに与えるべきではないのか」
→この発言を欧米メディアは、
「ユダヤ人大虐殺(ホロコースト)は作り話だ」と“意訳”して大報道。

2009.4.20 ジュネーヴの人種差別撤廃会議で演説。
「イスラエルはもっとも残酷で人種差別を行なう体制だ。パレスティナに人種差別の政府をつくるために、ヨーロッパやアメリカが(ユダヤ系)移民を送り込んだ」


2010.5.3 国連の核不拡散検討会議で演説。
「イスラエルは中東で多くの戦争を仕掛け、今も地域の国々や人々を恐怖と侵略で脅迫し続けている。また、数百基もの核弾頭を蓄積している」

2010.9.24 国連総会で演説。
「米国政府の一部が、イスラエルを救うために9.11同時テロを実行した。…この攻撃は、米国の景気後退、およびユダヤ政権を救うことを狙ったものだ」
→米国代表団は抗議の退席。

2010.10.14 訪問先のレバノンで演説。
「シオニストが消え去ることは全世界が知っている」
「(イスラエルに)居座っているシオニストは現実を受け入れ、もとの国に帰るほか道はない」

イスラエルは決して公表しませんが、1956年のスエズ戦争で失敗したあと、フランスの支援を受けて核開発に成功。200発の核兵器を保有していると推定されています。

これに対抗して、イラクのサダム=フセイン政権が核開発を試みたことがあります。情報を察知したイスラエルは、爆撃機を派遣してイラクの原子炉を奇襲攻撃、計画を阻止した「実績」があります(オシラク作戦 1981)。


※サダム=フセインに原子炉を売ったのもフランス。敵味方双方に核を売りつける死の商人です。

イスラエルの爆撃機がイラクまで飛んで、戻ってくることは(国際法上はともかく)技術的には可能です。しかし、イランは遠すぎる。ピンポイントで原子炉だけを攻撃できるミサイルもない。そこでイスラエルは、イランの隣国に基地を置くことを考えました。

隣国とは、アゼルバイジャンです。

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旧ソ連の解体で独立したアゼルバイジャン。トルコ系アゼリー人の国でイスラム教シーア派ですが、ソ連時代に徹底的に世俗化(非宗教化)が進み、ソ連からの独立後も旧ソ連時代の共産党指導者アリエフ一族が大統領職を事実上世襲している「赤い王国」です。アリエフ独裁政権はイランのイスラム革命が波及することを恐れ、イランは国内のアゼリー人が分離独立運動を起こすことを恐れ、お互いに疑心暗鬼になっています。

アゼルバイジャンは隣国アルメニアとの民族紛争も抱えています。欧米はキリスト教国のアルメニアに同情的です。孤立したアゼルバイジャンにすり寄ってきたのが、イスラエルです。

「旧ソ連軍の基地を使わせてくれ。代わりに武器を提供する」

2012年1月 テヘランで爆弾テロ。イラン人核物理学者が殺される。
→犯人はアゼルバイジャン経由で逃走。

イラン最高指導者ハメネイ師
「テロの実行犯はモサド(イスラエルの情報機関)である」

2月末 イスラエルがアゼルバイジャンと16億ドルの武器売却契約。

3月中旬 アゼルバイジャン当局、イラン人22人をスパイ容疑で拘束。

アゼルバイジャンに拠点か イスラエル
米誌フォーリン・ポリシー電子版は29日までに、米外交当局高官らの話として、イスラエルが最近、イランに隣接するアゼルバイジャンの空軍基地を使用する許可を得たとみられると伝えた。米政府当局者は、イスラエルが対イラン攻撃に使う恐れがあると懸念しているという。

イスラエルはイランの核武装を阻止するため、先制攻撃に踏み切る可能性が指摘されている。イスラエルからイランの核関連施設までは千数百キロ離れているため、空爆は困難とみられていたが、アゼルバイジャンの基地を使えれば空中給油の必要がなくなるという。

同誌によると、アゼルバイジャンには既に使われていない旧ソ連時代の軍用飛行場が4カ所あり、イスラエル軍はそれらを使えるようになるとみられる。(2012.3.29 共同)


イスラエルに影響力がある唯一の大国アメリカは、大統領選の真っ最中です。オバマ民主党も、野党共和党の候補者も、国内のユダヤ票を支持を保つため、イスラエルに対して厳しいことは言えません。


イラン核問題、米とイスラエルに埋まらぬ溝
【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は5日、ホワイトハウスでイランの核問題を協議した。イランによる核兵器の「保有」は容認できないとする米国に対し、イスラエルはイランが核兵器を「製造する能力」を持つことも許容できないとの立場で、イランの核施設への単独攻撃を排除しない姿勢を明確にし、双方の溝が深いことを印象づけた。…
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イスラエルはイランが濃縮度を90%にまで高めた核兵器用のウラン製造に成功すれば、兵器製造の妨害が不可能な「越えてはならない領域」に入ってしまうと分析する。

ひとたび高濃縮ウランの地下施設への移設が完成すれば、米軍の特殊貫通弾(バンカーバスター)でも破壊は不可能との見方が強く、年内にもイラン情勢が最悪の事態に陥ると懸念を強めている。

ただ、核施設の攻撃は大規模で複雑な作戦となり、国際社会でイスラエル非難が高まるのも確実。元米政府高官は「イスラエルとしても、できるだけ米国の協力を得たいのが本音だろう」と指摘する。

11月に大統領選を控えるオバマ政権は、ユダヤ系米国人の動向にも神経をとがらせている。カーター政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたズビグニュー・ブレジンスキー氏は、イスラエルがイランを攻撃するなら、米国の支援が得やすい今年10月の可能性が高いと分析している。
(2012.3.6 産経)

作戦が成功しようが失敗しようが、イランは報復に出るでしょう。イランからのイスラエル攻撃には、弾道ミサイルが使われるでしょう。核弾頭はまだ持っていませんが、生物・化学兵器を使用する可能性もあります。

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イランにミサイル技術を提供しているのが北朝鮮です。

・北朝鮮の中距離ミサイル「ノドン」…日本全土が射程。     
→イランの中距離ミサイル「シャハブ3」…イスラエルが射程。

・北朝鮮の長距離弾道ミサイル「テポドン2」
→イランの長距離弾道ミサイル「シャハブ6」

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初代キム=イルソン首領様の生誕100年を記念して、今年4月に北朝鮮が行なうと宣言した「人工衛星打ち上げ」という名の弾道ミサイル実験。ここには必ずイラン軍のミサイル専門家が招待されます。いわば「営業活動」です。

3代目キム=ジョンウン大将は先日、アメリカからの食糧支援の約束を引き出しましたが、「敵」に物乞いを続けることは、誇り高い朝鮮民族のプライドが許しません。主要輸出品であるミサイルの輸出拡大を図ろうとするわけです。発射費用は2年分の食糧費と同じと、韓国の新聞が報道しましたが、量産して売りまくれば、もとが取れるというものです。台湾近海に1段目、フィリピン沖に2段目が落下すると発表していますので、本体は石垣島上空を飛行します。

野田政権は、万一の落下に備えて自衛隊の迎撃ミサイルPAC-3(パックスリー)の石垣島緊急配備を決めました。麻生政権に続いて2度目です。

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しかし迎撃命令を出したのが、「素人以下のただのバカ」だと北朝鮮にもバレている田中直紀(マキコの旦那)防衛大臣というのが何とも脱力…orz

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でもまぁこうやって、数年ごとに「寝た子を起こす」ように北朝鮮が何かをやらかしてくれることは、実戦経験のない自衛隊にとっては絶好の訓練になるわけです。と同時に、石垣島を含む先島(さきしま)諸島への自衛隊のプレゼンスが高まることが、「あの国」にとっても無言の圧力となります。

だから「あの国」は、日本国内の反戦マスコミに働きかけてこういう記事を書かせます。

これはどこの新聞の記事でしょう。(人民日報ではありません)
 ↓
PAC3に石垣困惑「自衛隊 地ならしか」
北朝鮮のミサイルに対処する名目で、沖縄本島と石垣島に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が持ち込まれる。降って湧いたようなきな臭い動きに、地元では21日、戸惑いが広がった。識者からは「本当にミサイルなのか」と根本的な疑問も出され、自衛隊先島配備に向けた国の「自作自演」の可能性も残る。

PAC3の石垣市内への配備について中山義隆市長は「国からは正式な話は来ていない」と述べ、「北朝鮮のミサイル精度が一番心配だ。島の上を通る可能性があるなら、国はあらゆる外交的手段を使って、発射を中止するよう対応してもらいたい」と要望した。

PAC3は民間フェリーで運ばれる。八重山地区労の波照間忠議長は「万が一、港で爆発したら港湾の機能も動かなくなる。そもそも石垣まで来なくても対応できるのではないか」と疑問視。「与那国など先島への自衛隊配備を見越し、武器に対して市民の目を慣らす目的も感じる」と指摘した。

「寝耳に水」。空自知念分屯基地がある南城市の古謝景春市長も驚いた。「北朝鮮は動きの読めない国だ。しかし、公道を使った装備搬入や基地機能強化で市民の生命が危険にさらされないよう、判断には慎重を期してほしい」と求めた。

沖縄平和運動センターは2006年、米軍のPAC3配備に座り込みで抵抗した。山城博治事務局長は「報復されるのは沖縄。おもちゃの鉄砲を持った子どものような、稚拙な政治の犠牲になるのはごめんだ」と憤った。今月末に検討されている田中直紀防衛相の来県に合わせ、本島と石垣で抗議集会を計画する。

正解 (沖縄タイムス 2012年3月22日)

「あの国」が上陸した日に「解放軍」といって赤い旗を振るんですね。わかります。

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※動画は次回の記事に移動しました。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。 
なるほど、米国からの食料支援がなくてもイランにミサイルを売れればokなわけですか。 
日本に重装備させたいアメリカが北朝鮮にミサイルを発射させているなんていう陰謀ではないのですね。(?)
ritchie porepore
2012/03/30 09:45
まあ、陰謀ではないでしょうが、結果的に「噛ませ犬」の役割をしていますね。北は。

同時に、在韓米軍・在日米軍の脅威を煽ることで、北はあの独裁体制を維持できるわけですから、お互い様です。
管理人
2012/03/31 02:18
本日東北大学で鳩山由紀夫元首相の講演を聞いて参りました。

相変わらず理想ばかり並べて具体性が全くないように思いました。
アジアでエネルギーを共同利用するとか東シナ海を友愛の海にするとか仰っていましたが、国家の主権や安全保障に関わる問題も平気で譲歩(本人は譲歩と思ってない)するのでは…
先日も訪中して周金平副主席に会って共同体構想の話や友愛の海の話をしたそうです(得意気でした)。

鳩山さんの人の良さは伝わってきましたが、政治家としてはどうなんだろうと思いました。

ちなみに「国益」という言葉は一度も聞こえてきませんでした。友愛精神を広めたいのであれば宗教家にでもなってくれればいいのにな。
けんた
2012/03/31 15:15
先生こんにちは。
先日の先生の創価学会についての御講義をきき、宗教について(入信するという意味ではなく)興味をもちました。創価学会、オウム真理教についてさらに学んでみたいので先生がお読みになった中でお薦めのものがありましたら教えていただきたいです。宜しくお願いします。
はる
2012/04/01 00:31
けんた様
ただ利用されるためだけに生まれてきたような人間、というのがいるものですね。戦前の近衛文麿、戦後の鳩山由紀夫。ボンボンで理想主義者、本人に悪意はないのに日本の国益を徹底的に破壊したこともそっくりです。

はる様
玉野和志『創価学会の研究』(講談社現代新書)は末端の信者の視点。『創価学会解剖』(朝日文庫)は政治集団としての学会の分析。森 達也『A―マスコミが報道しなかったオウムの素顔』(角川文庫)は、オウム潜入取材の記録。村上春樹『アンダーグラウンド 』(講談社文庫)は地下鉄サリン事件のルポルタージュ。
管理人
2012/04/01 05:02

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